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自動テスト・JUnit

SpringBootのJUnitでモックを使用する方法

投稿日:

なぜ、モックが必要か?

主に自分のアプリから外部APIを呼び出すときに、外部APIの呼び出し箇所だけ仮の動作をさせたいときにモックを使用します。

SpringBootのJUnitでモックを使用する方法

方法メリットデメリット
モックオブジェクトを作成して、DIするコードでモックの挙動を制御できるため、自由度が高い。
Mockit等のモックライブラリを作成するモックライブラリの使用方法を学習する必要がある。
wiremockなどモックサーバを立てる
代表的なモックの種類

モックオブジェクトを作成して、DIする

サンプルコード

1.テスト対象クラス

@Service
public class LoginServiceImpl implements LoginService {

    private final S3Accessor s3Accessor;

    public LoginServiceImpl(S3Accessor s3Accessor) {
        this.s3Accessor = s3Accessor;
    }

    @Override
    public String login(String mail, String password) {
        String s3get = s3Accessor.get(mail, password);
        return s3get;
    }
}

コンストラクタインジェクションによりDIするようにしておきます。
S3Accessorは適当なのですが、DaoやRepositoryでも同様に、コンストラクタでインスタンスを受け取るようにしておくのがポイントです。

2.モック

public class S3AccessorImplMock implements S3Accessor {
    @Override
    public String get(String dir, String fileName) {
        return "this is mock";
    }
}

S3Accessorの実装クラスをS3AccessorImplクラスとして作成したので、ここではS3AccessorImplMockクラスを定義しています。

Javaコードなので、引数の値に応じて自由にモックの挙動を変えることができます。

3.テストコード

@SpringBootTest
public class LoginServiceImplTest {

    @Test
    public void login1() {
        var s3Accessor = new S3AccessorImpl(); // 実装クラスをそのまま使う
        var loginServiceImpl = new LoginServiceImpl(s3Accessor);
        String login = loginServiceImpl.login("foo", "bar");
        // test code
    }
    @Test
    public void login2() {
        var s3Accessor = new S3AccessorImplMock(); // モックを使う
        var loginServiceImpl = new LoginServiceImpl(s3Accessor);
        String login = loginServiceImpl.login("foo", "bar");
        // test code

    }
}

モックを使う場合は、login2のようにLoginServiceImplに渡すs3Accessorの中身をモッククラスにしてあげれば良いです。

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